シニアになって思うこと(3)料理ができるようになろう

★外食を考える

30代、40代は何も考えず
毎日外食の日々。
安い店を探す努力はせず、
毎日好きなものを食べていた。
平均1000円くらい。
これだけで月3万円以上。

そして夜。
週2のペースで友達と飲み。
当然はしご。
一晩で1万以上使う。
これだけで月8万円。

飲まないときの晩は
当然外食。
殆どビールを頼むので
1食平均2000円。
これだけで月4万4000円。

ざっくり1か月の食費は
30日計算で15万4000円。
一人分でこれ。
同じことをしていたら
確実に老後破産。

それでも外食は楽しいし、楽。
ついつい面倒になって外食してしまう。
妻とよくこの話題になる。

結論は:
(1) 中途半端な外食をやめる。
(2) 回数を減らしてレベルの高いものを食べる

そこで私がやろうと考えたのが:
(3) 外食に近い満足度のある
  料理がつくれるようになる
(4) 出来合いのものはなるべく使わない
(5) 外食のような演出も考える

この(3)、(4)、(5)は
私にとって相当ハードルが高い。

更に私は(6)として、
”できる限り安くつくる”ことを
目標にすることにした。
料理が上手になったらたまには
高級な食材を使ってもいいが
それはまだまだ先。
もちろん、すき焼き、焼き肉、
バーベキューは別。
焼き加減というのもあろうが、
料理の腕より、食材の良し悪しだけだから。

★中食を考える
外食よりは安いが自炊よりは高い。
そりゃそうだ。
労働力によって素材に付加価値が
つけられているわけだから。
夜遅くなった、とか、
忙しくて料理どころではない、とか
そんな理由があったとき以外は
できる限り中食はやめようと思う。
スーパーやデパ地下に行くと
ついつい出来合いのマカロニサラダ
や鳥唐揚げに目が行ってしまうが・・・

★健康面から考える外食や中食

外食も色々あるが・・・
評判の都内のある老舗ラーメン店でのこと。
待っている間にラーメンをつくっているところを
ずっと観察していたら・・・
小さじに大盛りの味の素をラーメンどんぶりに
投入していた・・・これは絶句。
小さじ大盛りの味の素。或はその類。
これはまだいい方だ。
高い醤油をなるべく使わないようにするためか
分からんけど、塩を沢山使っているケースが多々。
味が濃くてしょっぱい。
推定だが、1人前の料理やラーメンスープは
小さじ1杯かそれ以上の塩が入っていると思う。
化学調味料のリスクに加え、高濃度の塩分リスク。
あとはpH調整剤などの品質改良剤。

食品は、少なくとも3つの目的で
化学添加物が使われている。
1つは、食感
1つは、見た目
1つは、味
結局、安い素材、或は全く異なる材料
を使い、且つ、本来の手間をかけないで
本物の味や見た目に創り上げる。
つまりフェイク食品を創るためだ。
そりゃそうだ。本物の食材を使って
真面目に丁寧に調理していたら
利益は出ない。
コストを下げて購買意欲をあおらねば。
それの乗ってしまったら癌を発症して
半端でない金と労力を消費することになる。
癌は遺伝性のものは別として、
長年の食、生活態度の積み重ね、環境が
引き起こすものだと思う。
だから安いフェイクものを食べてその場は
コストパフォーマンスがよくなっても、
晩年に全てひっくり返ることになるわけだ。
そう私は思ってる。

だから最初は下手でもいい。
手際よくできなくてもいい。
いつか手際よく、外食レベルの
ものを、化学調味料を頼らずに
旨みのある美味しい料理を
つくれるようになってみせる。
妻が喜んでくれるような
料理をつくってみせる。

間違っても原産地まで出向いて
生でかじって満足そうな顔をしたり、
高い食材を沢山買って、
何時間も家族を待たせて
美味しくない料理を食べさせるような
ことがないように、努力したい。
頑張ろうと思う。
まずは外食レベルに近い、
それでいて化学調味料を
使わない、安い食材を使った
美味しい炒飯をつくれるようになりたい。
それをきっかけに色々な料理が
手早くできるようになれば、
それだけで老も後破産のリスクを
低減できると私は確信している。

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